- 1 : 2025/07/19(土) 12:59:30.59 ID:Xjz2kU1j
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ちょっと昔のInnovative Tech
2025年07月16日 08時00分 公開
[山下裕毅,ITmedia]米コロラド大学ボルダー校などに所属する研究者が2023年に発表した論文「For Want of a Cup: The Rise of Tea in England and the Impact of Water Quality on Mortality」は、
18世紀の英国において紅茶の普及が公衆衛生に予期せぬ形で大きな貢献を果たしたことが明らかになった研究報告だ。
結論から言うと、産業革命期の英国では、紅茶を入れるために水を沸騰させる習慣が広まったことで、結果的に水系感染症が減少。死亡率の大幅な低下につながっていたという。
当時の英国では、人間の排せつ物の処理方法が極めて原始的で、下水設備も不十分だった。都市部では人口密度の上昇とともに、飲料水源の汚染が深刻な問題となっていた。
しかし、水の汚染が病気の原因となることはまだ理解されておらず、病気は瘴気(しょうき)と呼ばれる有害な気体によって広まると考えられていた。細菌説が広く受け入れられるようになるのは19世紀半ば以降のことだ。
紅茶が英国に輸入された当初は上流階級のぜいたく品だった。しかし1784年の茶窓税法により、茶税が119%から12.5%へと大幅に引き下げられると、紅茶は急速に大衆化した。18世紀末には、最も貧しい農民でさえ1日2回は茶を飲むようになったという記録が残っている。
紅茶が国民的飲料となった背景には、東インド会社による独占的な茶貿易と、茶の再利用が可能という経済的利点があった。少量の茶葉で何度も茶を入れることができたため、貧困層でも日常的に茶を飲めるようになった。
ビールやコーヒーなど他の飲料と比較して、茶は安価で入手しやすく、1日中飲んでも害のない穏やかな飲み物であった。
この研究は、紅茶の普及が死亡率に与えた影響を実証的に分析している。404の教区のデータを用いて、水質の悪い地域ほど紅茶の普及による死亡率低下効果が大きかったことを明らかにした。続き
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2507/16/news032.htmlちょっと昔のInnovative Tech:
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。
通常は新規性の高い科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的な科学論文を取り上げる。
X: @shiropen2 - 2 : 2025/07/19(土) 13:10:34.12 ID:X9+b0iKm
- なんで麦茶が無いのだろうか?
- 3 : 2025/07/19(土) 13:28:09.26 ID:kSQC9GHN
- そのせいでアヘン戦争を始めた
- 4 : 2025/07/19(土) 13:30:27.66 ID:n/fhPSfK
- 19世紀まで手を洗うと病気になると信じられていたんだよな
- 5 : 2025/07/19(土) 13:32:47.33 ID:R68oeoLz
- 水を沸騰させることを覚えたのか
- 13 : 2025/07/19(土) 15:04:41.70 ID:igaNOpgh
- >>5
今みたいに手首ひねってカチッボッじゃなかっただろ - 6 : 2025/07/19(土) 13:49:58.47 ID:UTi3xnLG
- インド人もびっくり
- 21 : 2025/07/19(土) 17:12:37.22 ID:OmEhn+xx
- >>6
カレーと一緒に流入したんだっけ - 7 : 2025/07/19(土) 13:50:24.38 ID:8s1Y84b7
- それと当時のイギリスは子供までタバコを吸ってたんだが紅茶が普及すると合わないから自然に禁煙が出来たのさ
- 8 : 2025/07/19(土) 14:13:52.48 ID:fBkrzQLT
- 貴族から始まったんだから、まず貴族が紅茶を淹れる時やカップを持つ時には手を洗うようになって庶民に広がったんだろ
- 9 : 2025/07/19(土) 14:31:16.94 ID:XZAzJMJE
- ティーカップとソーサー
ソーサーはカップから注いで熱い紅茶を冷ますために用いていた - 10 : 2025/07/19(土) 14:32:31.58 ID:qC3LVhtB
- 紅茶は身体にいい、て話かときてみれば全然違った
- 11 : 2025/07/19(土) 14:53:29.05 ID:l2Zf1JhA
- オタクは紅茶がすきです
- 12 : 2025/07/19(土) 14:54:18.29 ID:eIuW10Nh
- ガッテン系かと思ったら、これは納得の研究。
- 14 : 2025/07/19(土) 15:04:47.38 ID:a0Tdu8+m
- テムズ川の水質が最悪だったから、沸かして臭いをごまかすために紅茶にしたんでしょ
結果的に衛生状態が改善されて死亡率が下がった - 19 : 2025/07/19(土) 16:57:17.45 ID:mKWBeOKG
- >>14イギリスといいフランスといい仲悪いのに似たもの同士なんだよな
- 15 : 2025/07/19(土) 15:05:25.91 ID:IWmmIqcu
- 経験でわからないイギリス人
- 16 : 2025/07/19(土) 15:09:45.98 ID:PPcVjK6Z
- 栄養以前の話だった
紅茶は特に高温で淹れるもんなあ - 17 : 2025/07/19(土) 16:34:36.13 ID:IUSNxk+6
- 一方日本は毒チンで
- 18 : 2025/07/19(土) 16:38:01.58 ID:r/kZnkDc
- 結論から言うと、産業革命期の英国では、紅茶を入れるために水を沸騰させる習慣が広まったことで、結果的に水系感染症が減少。死亡率の大幅な低下につながっていたという。
- 20 : 2025/07/19(土) 17:09:30.69 ID:sXpF1zvQ
- > 18世紀末には、最も貧しい農民でさえ1日2回は茶を飲むようになったという記録が残っている。
へえええ
実に興味深い - 22 : 2025/07/19(土) 17:36:51.34 ID:MN8DQulE
- 民衆は水が原因であることなんて判ってたやろ
それを上級がそんな事は無い、水は大丈夫だとプロパガンダを流してた
むしろその根拠ちゃうか? - 23 : 2025/07/19(土) 18:11:16.05 ID:wudgcnoP
- 茶葉を中国から輸入し、砂糖をどこぞから輸入して、
貿易赤字が積もったので、インドでアヘンを生産させて
それを中国に持ち込んで売って、貿易収支をうんと黒く
できた。 - 24 : 2025/07/19(土) 19:24:30.11 ID:n5Pks+Sg
- お茶が体に良いんじゃなくて
お茶を飲むためにお湯を沸かして飲むのが良いと・・・
別にコーヒーでもココアでもファミリーナでもなんでも良かったんかい - 25 : 2025/07/19(土) 20:55:33.14 ID:XOSrn+lR
- 水が不味い
↓
臭い消し - 26 : 2025/07/19(土) 21:06:10.19 ID:UNbk19VK
- ティーカップを洗う→手も綺麗に→感染症予防
- 27 : 2025/07/19(土) 21:15:02.09 ID:HiVHwamG
- お前らもうマスクしなくなっちゃったよね
- 28 : 2025/07/19(土) 21:31:15.32 ID:5HsBh4ET
- こういう風に見ると自然環境が人間にいいってわけでもないのかな
昔の時代の死亡率ってものすごく高かったのかね - 29 : 2025/07/19(土) 21:31:31.86 ID:siHSfG17
- 本文読まずに書こうとしたらそのとおりの話やった
- 30 : 2025/07/19(土) 21:32:23.37 ID:5HsBh4ET
- 上流階級が飲む紅茶と俺らのリプトンは同じ味か?
紅茶が大流行→死亡率が大幅に減少 18世紀イギリスで何が起きた? 米国チームが23年に研究

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